諸見里しのぶ「20年間のゴルフ人生の中で、今が一番楽しい」


 ◆女子プロゴルフツアー・メジャー第1戦 ワールドレディスサロンパスカップ(4~7日、茨城・茨城GC西C)

 09年大会覇者の諸見里しのぶが3日、ゴルフへの感謝を明かした。左肋(ろく)軟骨の炎症やアレルギー体質に悩まされ、昨季はツアー出場を7試合にとどめて治療を優先させていた。昨年12月の最終予選会で32位に入り、今季ほぼ全試合の出場権を獲得。「20年間のゴルフ人生の中で、今が一番楽しいです」と目を輝かせた。

 昨年は治療と体質改善に努めて自炊中心の生活。玄米を炊き無農薬野菜を摂るなど、節制を続けたことでアレルギーもおさまってきた。今大会は昨年まで東コースで行われていたが、今年から自身が09年に制した同じ西コースに戻った。「もうゴルフができないと思ったところから、ここまで戻って来られました。まずはシードに向けて予選突破を目指します」。通算9勝の実力者は、思い出のコースで完全復活への第一歩を記す。

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