松山英樹、日本男子最高の世界ランク3位浮上!2位も視野0・803ポイント差


 ◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権最終日(14日・米フロリダ州TPCソーグラス)

 松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、4ボギーの69で回り、74と落とした池田勇太(31)=フリー=とともに通算イーブンパーで22位。大会後の14日付で発表された世界ランクで、松山は日本男子歴代最高位を更新する3位へと浮上した。21歳の金シウ(韓国)が10アンダーで大会最年少優勝。

 松山がまたも日本ゴルフ界の歴史を塗り替えた。今大会60位のデー(豪州)と入れ替わり世界ランク3位に浮上。1位ジョンソン(米国)、2位マキロイ(英国)は変わらずも、マキロイとは0・803ポイント差のため、松山が次戦で優勝すれば逆転の可能性もある。日本女子では10年に宮里藍が1位になった例がある。

 フェニックスオープンを制して今季2勝目を挙げたあと2月の世界ランクで、87年の中嶋常幸と並ぶ日本男子最高の世界ランク4位に浮上。「モチベーションにはなるが、キープするのは大変なこと。上に行った人でも下に落ちていく世界」と冷静に受け止めていた。

 快挙に花を添えるかのように、16番(パー5)は2メートル半に2オンさせてイーグル。17、18番と連続バーディーで締め「最高(のプレー)で終われた」と笑みが浮かんだ。次戦は25日開幕のディーン&デルーカ招待。手に残った好感触を頼りに「しっかり練習したい」と頂点への挑戦を続けていく。

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