◆女子プロゴルフツアー・サントリーレディス 最終日(11日、六甲国際GC)
3打差の単独首位で出たキム・ハヌル(28)=韓国=が通算15アンダー、273で今季3勝目を挙げ、賞金1800万円を獲得した。自己最多シーズン3勝目で通算6勝目。トレードマークの空色と同系色のチャンピオンブレザーに袖を通し「気分がいいです」とほほ笑んだ。
2番で残り138ヤードから、8アイアンで2メートルにつけてバーディー。17番で幸運も味方した。第2打は風の読みを外し、左の林へ曲げたが木に当たってフェアウェーへ。残り97ヤードからウェッジでピン上30センチにつけてバーディー。最終18番は1メートル半のパーパットをねじ込んで、両手を突き上げた。
今季12戦で3勝&8度のトップ10入り。「最高のシーズン」と2位に3000万円以上の大差をつけ、賞金ランク首位を独走中の韓流美女も藍の引退を惜しんだ。今大会は同組で回れなかったが、藍も出場する7月の全米女子オープンに出場予定で「同組を期待します」と目を輝かせた。