トム・ワトソン、松山の健闘称える「数年前からメジャーを勝つと思い、今もそう思っている」


日本プロゴルフマッチプレーのグローバルアンバサダーに就任したトム・ワトソン

日本プロゴルフマッチプレーのグローバルアンバサダーに就任したトム・ワトソン

 8月17日から4日間、北海道・恵庭CCで行われる日本プロゴルフ協会(PGA)公認競技の「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」(優勝賞金1億円)のグローバルアンバサダーに米ツアー通算39勝、メジャー8勝のトム・ワトソン(67)=米国=が就任することが19日、発表された。

 千葉CC梅郷Cで会見が行われ、46回目の来日というワトソンは「この大会(の賞金)が日本の優秀な選手が海外に出て行くための手助けとなれば。青木功さんや松山英樹選手に続く、海外で活躍する選手が出てくるための機会だと思っている」とPRした。コースでは、テレビ番組の収録で、PGAの倉本昌弘会長とのマッチプレー(5ホールマッチ)が行われ、1982年全英オープン(ワトソンが優勝、倉本が4位)の最終日同組対決の再現を楽しんだ。

 ワトソンは現地時間18日閉幕の全米オープンで2位と健闘した松山について「数年前からずっと彼がメジャーを勝つと思い、今もそう思っている。強さはパットにある。飛距離も出せる選手だ。“フルツールボックス”とあだ名を付けたい。メジャーで勝つための(得意な)ギアがすべてそろっている」と絶賛した。

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