◆男子ゴルフ 海外メジャー第3戦 全英オープン(20日、英国・サウスポート ロイヤルバークデールGC=7156ヤード、パー70)
朝方に雨が降った第1ラウンドが終了し、世界ランク2位の松山英樹(25)=LEXUS=はショットが好調で4バーディー、2ボギーの2アンダー、68で首位と3打差の12位と好発進した。日本男子悲願のメジャー初制覇へ絶好のスタートを切った。
今季日本ツアー賞金ランク1位の宮里優作(37)=フリー=は3バーディー、3ボギーでイーブンパーの40位。昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)=フリー=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで1オーバーの58位で滑り出した。谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=はバーディーなしの4ボギー、1トリプルボギーの77と崩れ、142位と大きく出遅れた。
15年のマスターズ&全米オープン覇者ジョーダン・スピース(23)、全米オープン王者ブルックス・ケプカ(27)、リオ五輪銅メダルのマット・クーチャー(39)の米国勢3人が5アンダー、65で首位に並んだ。
松山は、最終18番でバンカーからの第3打を1メートルに寄せてパーセーブするとほっとした表情を浮かべた。前半を1アンダーで折り返すと、15番パー5では第3打を1メートル半に寄せてバーディーを奪った。「ショットは良い形でグリーンにつけることができた。簡単なコースではないので少しでもバーディーを取れたらと思っていた。今日のように、2日目も伸ばせるようにしっかり準備したい」と振り返った。