女子プロゴルフツアーのセンチュリー21レディスは21日から3日間、滋賀・瀬田GC西Cで行われる。前週の海外メジャー・全米女子オープン51位の葭葉ルミ(24)=富士住建=は20日、練習ラウンドで最終調整。同大会4日間のドライバー平均飛距離が全体トップの256・6ヤードで世界一の飛ばし屋となったが、「(余力を)まだ残している」と驚きの伸びしろを明かした。
秘訣(ひけつ)は“雄たけびショット”だ。「(女子テニスの)シャラポワ選手みたいに打つ時に声を出すと力が出る」とオフから練習中で、10ヤードほどは飛距離が伸びるという。「ドライビングコンテストがあれば」と初披露には控えめだが、今大会は14番パー5でイーグル賞(賞金50万円)がある。「2オンを狙える。(イーグルの)チャンスはある」。「ロシアの妖精」のような叫び声を聞けるかもしれない。(浜田 洋平)