松山、今季ワースト102位発進「いいところ全くなかった」


グリーンでラインを読む松山英樹(ロイター)

グリーンでラインを読む松山英樹(ロイター)

 ◆米男子プロゴルフツアープレーオフシリーズ第1戦 ノーザントラスト第1日(24日、米ニューヨーク州グレンオークスC)

 日本勢唯一の出場で、年間総合優勝を争うポイントで首位に立つ松山英樹(25)=LEXUS=はバーディーなしの4ボギーで74とふるわず首位と10打差。出場120人中、今季ワーストの102位発進となった。フェアウェーキープ率50%、パーオン率約61%に加え、パット数33と精彩を欠いた。64で回ったラッセル・ヘンリー(米国)が首位。

 ツアー屈指の安定感を誇る世界ランク2位もフェアウェーを捉えたのは半分の7度だけで、33パットとグリーンでも精彩を欠き「いいところが全くなかった」と肩を落とした。後半3番で2メートルのチャンスを外すと、4番では寄せを大きくショートしてボギー。6、9番は3パットで後退した。前日(23日)は臀(でん)部に張りを訴えてプロアマ戦を途中棄権。「だいぶ良くなった」としたが、首位に10打差をつけられ「まだバーディーがない。1個くらい取らないと」と気合を入れた。

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