２６日、千葉・平川ＣＣで主催する丸山ジュニアファンデーションを開き、上位入賞者と記念撮影した男子ゴルフの丸山茂樹（右端）
男子プロゴルフの日米通算１３勝の丸山茂樹（４８）＝セガサミーホールディングス＝が２６日、千葉・平川ＣＣで「第１５回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」を開催した。小学５年から高校３年生までの７６人が参加。
７５のスコアで、高校生男子の部優勝の勝俣翔（拓大紅陵高２年）は７月の国内男子レギュラーツアー、長嶋茂雄招待セガサミーカップ（北海道・ザ・ノースカントリーＧＣ）の主催者推薦選考会出場権を獲得した。「昨日、レッスンに行って習ったことをしっかりやれてこのスコアが出たと思います」と目尻を下げた。
７３で高校生女子の部を制した佐久間朱莉（埼玉平成高１年）は５月の国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン（愛知・中京ＧＣ石野Ｃ）の主催者推薦選考会切符を手にした。「アンダーパーで回ることを目標にしてきたので、少し悔しいんですけど、優勝できて良かったです」とほほ笑んだ。さらに、同２位の岩井千怜（埼玉栄高１年）は８月のゴルフ５レディス（岐阜・みずなみＣＣ）の主催者推薦選考会を獲得した。
丸山は「主催者推薦選考会の出場権はありがたいですよね。各大会関係者さんが協力して下さって。アンダーパーの子がいなかったのが、少し寂しい気もしますね」と大会を総括した。
また、４月５日開幕の今季メジャー初戦、マスターズ（オーガスタナショナルＧＣ）の展望についても言及。日本男子初のメジャー制覇を狙う松山英樹（２６）＝ＬＥＸＵＳ＝の現状については「この２試合を見て居てもまだ（２月に負傷した左手や）スイングに不安があるのかな。フェアウェーキープ率、パーオン率のスタッツはらしくなかった。良いショットもあるけど、全体的にらしくなかったですね」と分析。それでも「オーガスタは得意コースだけに、いきなり良くなる可能性もありますよ」と、大会会場入りしてからの好転を期待していた。