奈紗、10位浮上「すごく安定」


 ◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権第2日(12日、米ハワイ州コオリナGC)

 22位から出た畑岡奈紗は4バーディー、1ボギーの69と伸ばし、通算3アンダーで首位と7打差の10位に浮上した。74の上原彩子は1オーバー31位に後退。アマチュアの山口すず夏(東京・共立女二高)は7オーバーで予選落ち、野村敏京は手首の故障でスタート前に棄権した。66で回ったブルック・ヘンダーソン(カナダ)が10アンダーで首位。

 最終18番は強い追い風を受けながら151ヤードの2打目を9アイアンでグリーンに乗せ、下り5メートルのバーディーパットを沈めた。徐々に強まる風に我慢強く対応しながら、最後のバーディーで60台に。ショットに大きなミスはなく「すごく安定している」と自信をのぞかせる。米ツアーでは15位が自己最高。日本人のギャラリーも多いハワイで声援を「ありがたい」と力にし、好位置で週末を迎える。

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