「いつか英語で会見をやれるようにしたい」畑岡奈紗の一問一答


 ◆米女子プロゴルフツアー アーカンソー選手権最終日(24日、米アーカンソー州ピナクルCC=6331ヤード、パー71)

 首位タイで出た畑岡奈紗(19)=森ビル=が8バーディー、ボギーなしの63で回り、2位に6打差をつけ、通算21アンダーで米ツアー初優勝を飾った。米ツアー初優勝の記者会見で畑岡は英語での質問に、通訳を介して日本語でにこやかに答えた。

 ―今大会はどんなことを考えて戦ったか。

 「3日間大会で日本人に向いているコースだと思っていたので、自分にも優勝のチャンスがあると思ってプレーした」

 ―苦しんだ昨季との違いは。

 「去年はスイングを良くしようと変えたがいい方にいかず、予選も通過できなかった。今年はショットが良くなったことが大きな違い」

 ―母親のサポートは。

 「去年はマネジャーと2人で回っていたが、食事をバランス良く食べるのが大変だった。今年は母がご飯をつくってくれるし、お米を食べるとパワーが出る」

 ―優勝したら家を購入したいと言っていたが。

 「米国でオフの時に練習できる場所を探しているので、いい場所を見つけられたら。プール付きなら最高だと思う」

 ―英語にも取り組んでいるようだが。

 「インタビューに英語で答えられるようになることを目標にしている。いつか英語で会見をやれるようにしたい」

 ◆畑岡 奈紗(はたおか・なさ)1999年1月13日、茨城・笠間市生まれ。19歳。ルネサンス高出身。母親の影響を受けて11歳でゴルフを始め、2015年から世界ジュニア選手権2連覇。17歳だった16年秋に日本女子オープンで史上最年少優勝を果たし、プロに転向。同年の米ツアー最終予選会を突破し、17年から米ツアーを主戦場とする。17年は日本女子オープンで2連覇を達成。名前は米航空宇宙局(NASA)に由来する。158センチ。

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