◆米女子プロゴルフツアーメジャー最終戦 エビアン選手権第1日(13日、フランス・エビアンリゾートGC=6523ヤード、パー71)

 初出場の畑岡奈紗(19)=森ビル=は上がり3連続バーディーを奪うなど6バーディー、2ボギーの4アンダー、メジャーで初日自己最少の67で上位につけた。テニスの全米オープンを制した大坂なおみ(20)にも刺激を受ける新鋭が、日本女子2人目のメジャー制覇の偉業へ向かう。カルロタ・シガンダ(スペイン)が65をマークした。上原彩子(34)=モスバーガー=は15ホールを終えて1オーバー。

 穏やかな日差しに照らされ、慎重に3メートルのパットを沈めた。最終9番、3連続バーディー締めとした畑岡は、米国人キャディーのデイナ・ドリュー氏に肩をたたいてねぎらわれると、真剣な表情から一転し笑みを浮かべた。7番で6メートル、8番でも8メートルを決め、6度目のメジャーで初日自己最高の67に「最後の3連続はいいパットで取れたのでよかった」とうなずいた。

 ひと足先に歴史の扉を開いた大坂なおみから刺激を受ける。8月末にWOWOW本社で取材に応じた際、1学年上のヒロインについて「同世代で海外で活躍している選手を見ると私も頑張らないとな、と思う。年齢も近いのでどんどん一緒にスポーツを盛り上げていけたら」と語っていた。

 強い相手に攻めの姿勢を貫いた大坂のように、畑岡もメジャーの舞台でピンを攻めた。「世界ランク上位の選手としっかり戦いたい」。13番パー5は8メートルに2オンさせて伸ばすと、15番パー5では第3打を奥の傾斜を使ってピン1メートルに絡めた。パー3の5ホールを除き、13ホール中12ホールで狭いフェアウェーをキープし「チャンスにつけられた」と評価した。

 8月は予選落ちしたメジャーの全英リコー女子オープン後に、2戦連続でトップ10入り。前週大会に出場せず日本に一時帰国し、「気持ちの部分でうまくリフレッシュできた」と英気を養った。「あと3日ある。明日もいい順位で終わりたい」。1977年、全米女子プロの樋口久子以来、41年ぶりの快挙を見据えた。

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