タケ小山、片山晋呉は「いくところまでいってたんだな」 不適切対応で制裁金と厳重注意


片山晋呉

片山晋呉

 28日放送のテレビ朝日系情報番組「ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)で5月30日の日本ツアー選手権森ビル杯のプロアマ戦で招待客に不適切な対応をした国内通算31勝の片山晋呉(45)=イーグルポイントGC=に対し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が制裁金30万円と厳重注意処分を下したことを特集した。

 27日の会見では片山はJGTOの青木功会長(75)、石川遼選手会長(26)らと2度にわたって合計20秒以上、頭を下げ「このたびは一緒に回られた同伴競技者に不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありません。ゴルフを支えてくださった関係者の皆様、騒ぎになってしまい申し訳ありません」と陳謝した。

 会見では、問題の詳細が公表され、5月30日のプロアマ1ホール目に同伴アマA氏がプレー中にもかかわらず、了解を得ずに自らのパッティング練習を行ったホスピタリティーを欠く行為により、不愉快な思いをしたA氏がプレーを断念する事態を招いたことが明らかになった。

 番組ではスタジオはプロゴルファーでゴルフ解説者のタケ小山(53)が出演し、今回の問題を「昨日、詳細が出てきたなかで、アマチュアの方がパターをやっている時に練習を始めたって書いてあった時にこれは片山選手、もうちょっといくところまでいってたんだなって」などとと見解を示し、さらに会見で「僕たちの大先輩である青木さんが深々と頭を下げているのを見た時に片山選手はとんでもないことになっちゃったんだなという思いだったと思います」と指摘した。

 今後の再発防止に小山は「選手とスポンサードしてくれる企業がイコールの関係にあって初めてプロスポーツって成り立つ。逆にスポンサーさんが強くなりすぎている関係の中であるともっとホストに徹してくれよってなってしまう。だから今、男子がやらなくてはいけないのは、自分たちの価値を上げていく、強い選手プラスファンサービスもできる選手。もうひとつ大事なのはファンを増やすっていうこと。会場に見に来てる人を増やすことが一番大事なこと」と提言していた。

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