星野陸也、首位キープ…富士の麓で“日本一”背が高いシード選手が初V王手


星野陸也

星野陸也

 ◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(2日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)

 最終組がハーフターン。初日から首位を走り続ける星野陸也(22)=フリー=が前半9ホールを2バーディー、1ボギーの34で回り、通算12アンダーとして2位に3打差をつけトップをキープしている。今季の賞金シードを持つ日本選手の中で最も背が高い186センチの星野陸が富士の麓のコースで覚醒。「25~26歳で米ツアーに挑戦したい。究極の目標は海外メジャー優勝」という野望を抱く22歳が、その夢のステップとしてツアー初Vに王手をかけた。

 5打差2位からスタートした木下稜介(27)=ハートランド=が前半9ホールを3バーディー、ボギーなしの32で回り、星野陸に3打差に詰め寄った。4打差3位に重永亜斗夢(29)=ホームテック=が続く。

 超変則スイングを持ち味とする韓国の崔虎星(44)=フリー=は15ホールを消化し、この日、イーブンパー。通算2オーバーで30位につけている。先週のRIZAP KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った出水田大二郎(25)=TOSS=は10ホールを消化し、通算5オーバーの50位。5月30日の日本ツアー選手権森ビル杯で招待客に不適切な対応をしたとしてツアー出場を自粛し、先週からツアー復帰した片山晋呉(45)=イーグルポイントGC=は2試合連続で予選落ちしている。選手会長の石川遼(26)=カシオ=は体調不良のため欠場。

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