ウッズ、5年半ぶり首位発進「今季最高」


 ◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権第1日(6日、米ペンシルベニア州アロニミンクGC)

 ツアー通算79勝のタイガー・ウッズ(42)=米国=が1イーグル、7バーディー、1ボギーで8アンダー62をマークし、約5年半ぶりの首位発進を決めた。5年連続のプレーオフ(PO)シリーズ最終戦出場を目指す松山英樹(26)=LEXUS=は66で首位と4打差の12位。シーズン総合優勝を争う獲得ポイントは28位で、今大会終了後の上位30人が最終戦へ進む。

 灼(しゃく)熱の中でウッズが米ツアー初日の自己最少スコアに1打と迫る62で飛び出した。13年3月のキャデラック選手権以来の首位発進に「今季最高のスタートが切れた」と笑顔。10番から出た前半は29をマークした。16番(パー5)は残り240ヤードを3アイアンで1メートル半に2オンさせてイーグル。後半も7番(パー4)で第2打を20センチにつけるスーパーショットで大観衆を沸かせ続けた。

 10番で6メートルのバーディーパットを沈めるなどグリーン上もさえた。6月からマレット型のパターを使ってきたが、長年使っていたパターに戻して計27パット。「いい感触は体が覚えている。やっといいパットが打てた」。13年8月のブリヂストン招待以来となる80勝目への期待が膨らんできた。

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