女子ツアーの来季出場権を争う3次予選会の最終ラウンドが22日、2会場で行われた。静岡・葛城GC(6354ヤード、パー72)では、102選手が参加して、上位41人が突破した。ペ・ソンウ(韓国)が11アンダーで首位通過した。同じく11アンダー2位で幡野夏生が続いた。柳沢美冴が10アンダー3位となった。
セクシークイーンことアン・シネ(韓国)は71にまとめ、6アンダー10位で通過した。蛭田みな美が11位となった。諸見里しのぶは69と追い上げ、30位に入った。69の松森彩夏が32位、71の小滝水音が36位となった。一方、73の田村亜矢が2アンダー43位、74の藤田光里が1アンダー53位でともに敗退が決まった。
岡山・山陽GC(6318ヤード、パー72)では、99人が出場し、上位41人が最終予選会に駒を進めた。脇元華が11アンダーで首位通過した。吉本ひかるが7アンダー2位で突破し、井上りこが6アンダー3位で続いた。宮里美香は71で5アンダー6位となった。野沢真央が4アンダー10位に入った。三浦桃香は75と落としたが、4アンダー14位で突破した。セキ・ユウティン(中国)が1アンダー24位、鬼頭桜が1アンダー27位となった。一方、豊永志帆が1オーバー42位、石川明日香が6オーバー67位、堀奈津佳が7オーバー76位でいずれも敗退となった。最終予選会(27~30日、兵庫・東急グランドオークGC)を経て、来季の出場優先順位が決定する。