ゴルフの五輪対策本部強化委員会が7日、東京・中央区の日本ゴルフ協会内で開かれ、空位となっている20年東京五輪女子日本代表ヘッドコーチについて、19年3月に開催予定の次回、同強化委員会までに決める方針を固めた。同職に関しては、打診を受けていた日米通算24勝で昨年9月に引退した宮里藍さん(33)が7月に就任を辞退していた。
関係者によると、人選を一任されている日本女子プロゴルフ協会会長の小林浩美・副委員長(55)はこの日「現在、代表候補選手達にヒアリングをしている。もう少しお時間を下さい」と話したという。
16年リオ五輪で男女兼任でヘッドコーチを務めた、丸山茂樹・男子日本代表ヘッドコーチ(49)からは「リオ五輪を踏まえて、女子のヘッドコーチは女性の方がいいと思います。メディアへの対応もできる方がいいと思いますね」などという意見が出て、女性候補者に絞って人選が進められていく見込み。