シニアツアーの日程を発表した日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長
日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）は１５日、都内で２０１９年シーズンのシニアツアーの日程を発表した。昨季最終戦として開催された、いわさき白露シニアが７月のレギュラーツアー、日本プロゴルフ選手権と同じコースで開催されるため、休止が決定した。それに伴い、試合数は昨年比１減の計１８試合となった。倉本昌弘会長（６３）は「まだ協議中」としたが、シーズン途中に１試合増え、昨年同様の１９試合となる可能性もあるという。賞金総額は昨年比６８００万減の７億７７００万円となった。
日米ツアー通算１３勝の丸山茂樹（４９）＝セガサミーホールディングス＝や日本ツアー１８勝の藤田寛之（４９）＝葛城ＧＣ＝が今年５０歳を迎えるため、シニアツアーへの登録を済ませた。実力、人気ともにビッグな新人を迎えるにあたり、倉本会長は「この２、３年は５０歳以上の選手が活性化してくる。楽しみ」と、ツアーの盛況を期待した。日本ツアー８勝の手嶋多一（５０）＝ミズノ＝や深堀圭一郎（５０）＝フォーラムエンジニアリング＝も登録を済ませた。オールドルーキーたちの活躍に期待が膨らむ。