66の藤本が単独首位 石川はダブルボギー3つで失速「食らいつきたかった」


 ◆アジアンツアー共同主管 男子プロゴルフツアー開幕戦 SMBCシンガポールオープン第3日(19日、セントーサGC=7403ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)の未消化分に続き、第3Rが行われ、日没間際に全72選手がホールアウトした。首位で出た藤本佳則(29)が1イーグル、4バーディー、1ボギー、66で回り、通算13アンダーで2位に1打差をつけ、単独首位に立った。13年のトーシントーナメント以来、6季ぶり優勝に王手を掛けた。

 藤本は「何とか今日終わってよかった。疲れていたけど、世界ランク上位から何か盗もうと思って回っていたので、楽しかった。いろいろ勉強になった。こんなに早く(シーズン初戦で)優勝争いできるのは、とてもいい経験になっている。優勝したい」とコメントした。

 フィッツパトリック(英国)とジェーンワタナノンド(タイ)が12アンダー2位で続いた。ニラト(タイ)、文道ヨプ(韓国)、ケーシー(英国)が10アンダー4位となり、サクサンシン(タイ)が9アンダー7位となった。

 1打差2位で決勝ラウンドに進んだ石川遼(27)は4バーディー、3ダブルボギーの73と崩れ、5アンダー16位に後退し、「スコアが伸びるコースなので、頑張って食らいつきたかった」と唇をかんだ。ガルシア(スペイン)も71と伸ばせず、16位で連覇が遠のいた。70の池田勇太(33)は3アンダー30位。

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