新年初戦の石川遼は1打差2位で決勝ラウンドへ


第2ラウンドの18番、ティーショットを放つ石川

第2ラウンドの18番、ティーショットを放つ石川

 ◆アジアンツアー共同主管 男子プロゴルフツアー開幕戦 SMBCシンガポールオープン第3日(19日、セントーサGC=7403ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)の未消化分が行われた。前日に9番まで終えていた石川遼(27)=カシオ=は10番から再開し、12番、14番、17番でバーディーを奪い、第2Rを6バーディー、1ボギー、66で通算7アンダーに伸ばした。首位と1打差の2位で、第3Rに向かう。

 「ティータイムに恵まれた。運がよかった」としながら、「アイアンショットがよくなりつつある。今日の9ホールに関しては収穫が多い。技術的に変えるところはとくにない」と手応えを示した。この後に行われる第3Rに向けては「自分ができる最高を目指してやるだけ。長丁場なので集中してやっていきたい」と話した。

 いずれも招待選手のポール・ケーシー(英国)、マシュー・フィッツパトリック(英国)も7アンダーで並ぶ。連覇を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)も5アンダーの11位と上位につけ、「彼らは4日目の最後にいかに一番上にいるか(を知っている)。予選は試運転」と石川。それでも「去年もガルシアと回って、その時の方が差を感じた部分もある」とし、「僕は一生懸命やっているので、まだレベルの差は感じるが、頑張ればやれると思った部分もある」と強調した。

 8アンダーで、13年以来のツアー優勝を狙う藤本佳則(29)が単独トップに立つ。佐藤大平(25)、和田章太郎(22)が6アンダーの6位とした。池田勇太(33)は2アンダー39位。1アンダー、59位タイまでの72人が決勝に進んだ。

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