◆米女子プロゴルフツアー&オーストラリア女子ツアー共催 ISPSハンダ・ビックオープン第2日(8日、オーストラリア・サーティーンスビーチ・リンクス)
ビーチコース(6479ヤード、パー72)、クリークコース(6573ヤード、パー73)で第2ラウンドが行われた。東京・共立女子第二高3年生で、プロデビュー戦の山口すず夏(18)=環境ステーション=は10位で出てビーチコースで1イーグル、2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの75と強風の中で奮闘。通算1アンダーの53位で初の予選通過を果たした。「明日もまたカット(35位以内が最終日に進出)があるので、気を抜かないで、明日はしっかりスコアを伸ばせるようにしたいです」と上位での最終日生き残りを目指す。
腰痛で、昨年8月以来のツアー復帰戦の野村敏京(26)=Qセルズ=はクリークコースで、5位から出て6バーディー、ボギーなしの67で回り、首位と2打差の通算11アンダーの2位へと浮上した。「昨日と同じくパットがよかったです。ショットも大きなミスもなく、スムーズなゴルフでした」と笑顔で振り返った。17年5月以来のツアー4勝目を射程に入れて決勝ラウンドに臨む。米ツアー初優勝も16年2月のオーストラリアでの大会で「私はリンクスコースが好きなので。今週はさらにグリーンのスピードも合っているので、スコアが出ている」と自信を漂わせた。
上原彩子(35)=モスバーガー=は、2アンダーの41位で予選を突破。クラブ契約をフリーにして初戦の横峯さくら(33)=エプソン=は73と伸ばせず、2オーバーの88位で予選落ちとなった。