ヤマハと用具使用契約を結んだ永井花奈
ヤマハは都内で２５日、「ヤマハゴルフ２０１９新契約プロ発表会」を開催。女子プロゴルフでツアー１勝の永井花奈（２１）と用具使用契約の締結を発表した。幼少時はピアノを習いに「ヤマハ音楽教室」へ通っていたことを明かし「運命を感じる」と感慨深げに話した。同社契約の女子プロはツアー通算１４勝の有村智恵（３１）、同２勝の福田真未（２６）らがいる。
永井はプロ２年目の１７年、樋口久子・三菱電機レディス（埼玉・武蔵丘ＧＣ）でツアー初優勝を飾った。昨季も２位に入った伊藤園レディス（千葉・グレートアイランドＣ）など、トップ１０に１０度入った。今季ツアー２勝目に大きな期待がかかる一人だ。開幕戦のダイキンオーキッドレディス（３月７～１０日、沖縄・琉球ＧＣ）に向け、２６日から沖縄入りする。コースを回るなど実践的な練習を中心に調整するという。
同社は１７年から契約プロの優勝数を合計し、年間１０勝を目標に掲げる「ウィニング１０プロジェクト」を実施する。初年度は２勝。昨季は契約プロの有村智恵（３１）が７月のサマンサタバサレディースで６年ぶりのツアー通算１４勝目。男子の今平周吾（２６）が１０月のブリヂストンオープンで同２勝目を挙げるなど、契約プロ合計で５勝を挙げた。永井は「３勝を目指したい」と意欲を見せた。