畑岡奈紗が1打差6位と好発進「風の中、ボギーなしで良かった」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

 ◆米女子プロゴルフツアー HSBC女子チャンピオンズ第1日(28日、シンガポール・セントーサGC=6718ヤード、パー72)

 日本勢で唯一出場している世界ランク7位の畑岡奈紗(20)=森ビル=は3バーディー、ボギーなしの3アンダー69で回り、首位と1打差の6位と好発進した。5番で初バーディーを奪うと、6番、8番とバーディーを重ねた。首位はアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、ミンジー・リー(オーストラリア)ら5人。今大会は2010年に宮里藍が制した。

 畑岡は前週のホンダLPGA(タイ)では4日間でアンダーパーが一度もなく、63位だった。しかし、この日はフェアウェーを外したのはパー3の4ホールを除く14ホール中2回だけと調子を取り戻した。

 ラウンド後のテレビインタビューでは「何ホールか微妙な距離のパーパットが続いたが、決めることができていい流れで回ることができた。(5番の初バーディーは)取りたいパー5で取れたので良かった。(後半は)風も少し強くなった。パー5の13番は取りたかったが、この風の中でボギーなしで回れて良かった」と振り返った。

 全体については「まだ本調子ではないけど、昨日練習して少し良くなった。今日は(取り組んだことが)徹底してできた。全部納得いったわけではないが、悪い方に外さなかったので大けがせずに回れた」と評価した。第2日に向けて「明日も引き続き無理しすぎず、いい位置からパットが打てるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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