一時トップのセクシークイーン「先走ってしまいました」…39位スタート


1番グリーンでラインを読みながらボールを受け取るアン・シネ

1番グリーンでラインを読みながらボールを受け取るアン・シネ

 ◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(19日、熊本空港CC=6428ヤード、パー72)

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(28)=NOW ON=は4バーディー、5ボギーの73で回り、39位スタートとなった。6番まで4バーディーを奪い、一時は首位に浮上したが、その後、5ボギーを重ねて失速した。首位は67で回った酒井美紀(27)=国際スポーツ振興協会=。1打差の2位に永井花奈(21)=デンソー=、大西葵(24)YKK AP=、韓国のイ・ソルラ(28)=九電工=が続く。

 セミが鳴き、初夏のような陽気となった初日、アン・シネは蛍光イエローのシャツに膝上20センチ超(推定)黒い超ミニスカートで登場。男性を中心に多くのギャラリーを引き連れてプレーした。序盤は6番までに4バーディーを奪い、一時はトップに立った。しかし、その後、暗転。ボギーを5つ重ね、大きく崩れた。「もしかして…と思ったんですが、違いました。先走ってしまいました」と苦笑いしながら、18ホールを振り返った。

 今季に入り、韓国のユ・ヒョンジュ(25)=GOLDEN BLUE=が「新セクシークイーン」、先週のスタジオアリス女子オープンで4位に入った熊谷かほ(23)=ウッドストックCC=が「和製セクシークイーン」と呼ばれるようになり、ライバル?が台頭。“元祖”セクシークイーンは負けじと前半は十分に存在感を発揮した。「前半はすべてうまくいった。後半はすべてうまくいかなかった。きょうは4つバーディーを取れた。明日もできないことはない」と前向きに話した。

 今季これまで2戦し、アクサレディスは予選落ち、スタジオアリス女子オープンは37位。今大会も、まずは予選通過が目標となる。「明日は上下とも白のウェアでプレーします」と恒例の“勝負服”を予告し、巻き返しを誓った。

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