安田祐香、荒天なんの「90点」5位浮上


10番、ティーショットを打つ安田祐香

10番、ティーショットを打つ安田祐香

 ◆女子ゴルフ アジア太平洋 女子アマ選手権第2日(26日、茨城・ザ・ロイヤルGC)

 19位から出た安田祐香(18)=大手前大1年=が2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでこの日のベストスコア74をマーク。通算1オーバーで5位に浮上した。平均気温8・1度(前日比約マイナス16度)の寒さと降雨の中で奮闘。8位から出た昨年大会2位の西村優菜(18)=大阪・大商大高卒=が78で6位に上がるなど日本勢8人全員が予選通過した。3位スタートのホン・イエウン(16、韓国)が75で回り、3アンダーで単独首位に立った。

 4月下旬では異例、降雨により最低気温7・8度の寒さと風速15メートル以上の強風が吹いた。荒天で周囲がスコアを落とす中、安田は前半17番で4メートル、3番で3メートル半のバーディーパットを沈め5位に浮上。「90点ぐらいのスコア」とうなずいた。

 5月は目前で「(この寒さは)ないと思った」と、防寒具を兵庫県の自宅から持参しておらず、23日の天気予報で気づき、母・美香さんに慌てて連絡。母が前夜にダウンやニット帽などを届けてくれた。安田は「海外の試合ならミス。これからは持っていくようにしたい」と猛省した。

 第3ラウンドも悪天候が予想されるが、18歳は「のびのびとできたら」と、優勝争いを見据えた。

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