美人プロ藤田光里がぎりぎり優勝争い 黄金世代の吉本ひかる首位キープ


3番ティーショットを放つ藤田光里

3番ティーショットを放つ藤田光里

 ◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス最終日(28日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6376ヤード、パー71)

 最終組がハーフターンした。首位と4打差の4位からスタートした美人プロ藤田光里(24)=レオパレスリゾートグアム=が前半の9ホールを2バーディー、2ボギーの35で回り、通算3アンダーで、首位と3打差の9位と、ぎりぎりで優勝争いに残っている。涙の初優勝を飾った2015年の今大会以来、4年ぶり2度目のツアー優勝を目指し、勝負のサンデーバックナイン(最終日後半9ホール)に向かった。

 藤田は今大会でツアー初優勝を挙げた2015年には賞金ランク18位に躍進。実力と人気を兼ね備えた美人プロはツアーの主役のひとりとなったが、その後、左肘の故障に苦しめられた。「痛くて左手で携帯電話もコップも持てなかった。ゴルフというよりも普通の生活もできなかった」と苦難の日々を振り返る。熟慮の結果、昨年1月に手術。「神経をずらして、自分の脂肪で固定した」という手術は無事に成功。復活への道を歩み出している。

 首位から出た吉本ひかる(20)=マイナビ=は前半、1つスコアを落としたが、通算6アンダーで首位をキープしている。1998年度(1999年2月)生まれの「黄金世代」。勝みなみ、畑岡奈紗らに続き、6人目の優勝を目指す。

 首位と7打差の19位からスタートし、同組でプレーしている美人プロの松田鈴英(れい、21)=ニトリ=と韓国の申ジエ(31)=スリーボンド=が、ともに14番までスコアを5つも伸ばし、首位と1打差2位に猛追している。12番まで消化した丹萌乃(22)=ディライトワークス=、10番まで消化した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=も1打差2位で追う大混戦となっている。

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