◆女子プロゴルフツアー今季メジャー第1戦・ワールドレディスサロンパスカップ開幕前日(8日、茨城・茨城GC東C=6560ヤード、パー72)
4月のKKT杯バンテリンレディスで2位に入るなど、賞金ランク8位と躍進を続ける黄金世代の吉本ひかる(20)=マイナビ=は8日、パターを重点的に会場で調整した。プロになって2度目のメジャー大会だった昨年は予選落ちで、リベンジの思いもある。「緊張はないですね。東コースは初めてですがグリーンが硬いので、私はティーショットもセカンドショットも大事になってくると思うし集中して頑張りたいです」と力を込めた。
前週のパナソニックレディース(3~5日、千葉)で同じ黄金世代の勝みなみ(20)がツアー通算3勝目を飾った。6日夜には2017年プロテスト合格の「花の89期生」7人で集まり、勝の祝勝パーティーを兼ねた「ご飯会」へ参加。「みんなずっと笑っていて楽しかったです。優勝はすごいと思いました。『私も』という思いはあります」と、大きな刺激をもらった。
今大会は8月の海外メジャー今季最終戦・AIG全英女子オープン出場を近づける絶好機でもある。6月末の賞金ランク上位5人に出場権が与えられるが「今はそこを目指しています。今大会も頑張ります」。まずは国内ツアー初優勝でメジャー制覇へ、黄金世代の逸材が躍進を続ける。