米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソンは12日、テキサス州ダラスのトリニティフォレストGC(パー71)で第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、第3ラウンドを68で終えた松山英樹は最終ラウンドを6バーディー、2ボギーの67で回り通算12アンダーで23位だった。康晟訓(韓国)が首位で出た最終ラウンドを67で回り通算23アンダーでツアー初優勝を飾った。
松山はショットが乱れながらもしぶとく挽回する底力を発揮した。第3ラウンドは最後にティーショットを深いラフに入れてダブルボギー。落胆して迎えた最終ラウンドは前半に一つ落として折り返した。しかし後半は1番から4連続バーディーを奪うなど5バーディーで31。「いいパットも決まってくれた。少しずつは良くなっている。後半は全部バーディーが取れてもおかしくなかった」と最後は納得の表情を浮かべた。