米男子プロゴルフツアーのメジャー第2戦、全米プロ選手権で大会7人目の連覇を狙うブルックス・ケプカ(29)=米国=は14日、恒例の夕食会「チャンピオンディナー」の席で、自身の大好物である宮崎牛を振る舞った。大会会場内で歴代の王者たちが招待され、前年の王者がメニューを決めて振る舞うスタイル。「MIYAZAKI BEEF」が、各王者が選べる3つのメーンの1つに名を連ねた。
グレーのスーツに身を包んだケプカは、正装で集った歴代王者の前列中央に座って笑顔で記念撮影におさまった。日本男子ツアーのダンロップフェニックスを16、17年と2連覇。来日した際、同大会が開かれる宮崎で食べた宮崎牛の美味しさに「感動」し、優勝副賞の「宮崎牛1頭分」を2年続けて持ち帰って、自宅に大きな冷蔵庫を4台も買ったほどだ。
関係者によれば今回の宮崎牛は、このチャンピオンディナーのために事前に自ら購入し、取り寄せたものだという。親日家のケプカは全米オープンも17、18年と2連覇中。米ツアー5勝のうち3勝がメジャーという“大物食い”の飛ばし屋が、宮崎牛パワーで大会V2に挑む。