イ・ボミ、三浦桃香、セクシークイーンを軸に、もうひとつの優勝争い


左から 三浦桃香、アン・シネ、イ・ボミ

左から 三浦桃香、アン・シネ、イ・ボミ

 ◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 第1日(17日、福岡CC和白C=6292ヤード、パー72)

 賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円を誇る今大会は3日間大会としてはツアー最高。また、ギャラリー投票によるベストスマイル賞(30万円)、ベストドレッサー賞(20万)が設けられていることも大きな特長だ。韓国の人気選手、イ・ボミ(30)=延田グループ=がベストスマイル賞を5連覇中、ベストドレッサー賞を4連覇中。昨年大会では、美人プロとして人気の三浦桃香(20)=フリー=がベストスマイル賞2位、ベストドレッサー賞3位。セクシークイーンと呼ばれる韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=がベストドレッサー賞2位、ベストスマイル賞は3位。3人でトップ3を独占した。今年も3人が「もうひとつの優勝争い」を演じることになりそうだ。

 三浦は2番パー3でダブルボギーを先行させる苦しいスタートとなったが、その後、3バーディー(1ボギー)と盛り返し、イーブンパーの26位で第1ラウンドを終えた。「このコースは難しいからダブルボギーをたたいてもしようがないと気持ちを切り替えることができた。昨日(16日)のプロアマ戦で同じ組だった秋山幸二さん(ソフトバンク前監督)の豪快なスイングを見てイメージが良くなりました」と話した。

 アン・シネは1バーディー、1ボギーのイーブンパーで26位。パーを重ねる地味なプレーながら、ショッキングピンクのド派手なミニスカートで存在感は抜群。「裏街道」と呼ばれる10番スタートながら、男性を中心に多くのギャラリーを引き連れてプレーした。

 14、15年大会覇者のイ・ボミは2バーディー、3ボギーの73で43位。第2日に巻き返しを図る。

 66で回った金沢志奈(23)=レイクウッドコーポレーション=が首位。勝みなみ(20)=明治安田生命=、韓国のイ・ミニョン(27)=Q CELLS=が1打差2位に続く。

最新のカテゴリー記事