伊藤正幸、エージシュート79 5差11位好発進


エージシュートを達成し、スコアカードを手に笑顔を見せる伊藤正幸

エージシュートを達成し、スコアカードを手に笑顔を見せる伊藤正幸

 ◆第8回報知シニアアマゴルフ選手権第1日(20日、兵庫・小野東洋GC)

 出場最年長の伊藤正幸(79)=鎌ケ谷=が79で回りエージシュートを達成。首位と5打差の11位と好発進した。山本二朗(63)=相模原=が74で首位発進。連覇を狙う田代猛(63)=東名厚木=は78で6位につけた。

 同組の仲間から「エージシュート! すごいですよ」と祝福され、伊藤の顔がほころんだ。年間130ラウンドをこなす男の目標は「100か所のゴルフ場で、6000ヤード以上の競技会に出て、満年齢のエージシュート」だ。68歳からエージシュートを目指し、9年かけて100回を達成。それだけでは満足せず「記録を見たらゴルフ場が42か所ぐらいだった。それならば100か所を目指そう」と、様々なゴルフ場で行われる競技会に参加。今回97か所目で達成し、カウントダウンに入った。

 練習で腰を痛めて3日前から痛み止めを飲み、この日もテーピングをして出場。「ドライバーは平均230ヤードぐらいかな。難しかったのはグリーン周り。アップダウンが分からないんだよね。もう年だから」と笑う。24歳から仕事の付き合いで始めたゴルフは、当初ハーフで72をたたいたこともある。「この成績は子どもに自慢できるよ。(最終日は)楽しんでやりますよ」と平常心で挑む。

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