石川遼は最終日中止に「日曜日だしやりたかった。仕方ない」…後輩・星野の2勝目を祝福


石川遼

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石川遼は29位 最終日中止に「日曜日だしやりたかった。仕方ない」。後輩・星野の2勝目は「実力ある選手」と祝福

◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン最終日(30日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 降雨によるコースコンディション不良のため、午前10時40分に最終日の競技が中止となった。石川遼(27)=カシオ=は、通算10アンダー29位で4日間を終えた。競技中止のアナウンスを聞いた後、選手会長として、悪天候の中でも足を運んだギャラリーに向け、サイン会に出席した。その後、報道陣の取材に応じ、「(競技中止に)残念ですね。日曜日だし、やりたかった。天気なので仕方ない」と悔やんだ。

 学生時代から親交がある後輩・星野陸也の通算2勝目には「実力がすごくある選手なので」と納得の表情。「勝つことは自分自身の弾みになると思う」と祝福した。日本ツアー選手権森ビル杯(5月30日~6月2日)の予選ラウンドで星野と同組で回った印象も含め、「あそこまで飛距離が出る中で、飛距離を抑えることをやらない数少ない選手。陸也が頑張ってくれると他の若い飛ばし屋にとっても、陸也の存在が刺激になる」と語った。

 腰痛から復帰後、2戦連続でスコア60台をマーク。29日の第3ラウンド後には「このプレーを続けていけば、チャンスは生まれてくる」と語っており、調子は上向きだ。次週の国内メジャー第2戦、日本プロ選手権(7月4日開幕、鹿児島・いぶすきGC)に向け、「来週も天気がよくないみたいだけど、自分のゴルフとしてはすごく楽しみ」と話した。

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