松山英樹、首位と2打差2位の好スタート


松山英樹

松山英樹

 米男子プロゴルフツアー 3Mオープン第1日(4日、米ミネソタ州TPCツインシティーズ)

 世界ランク31位の松山英樹(27)=LEXUS=は8バーディー、1ボギーの64で回り、首位と2打差の好スタートを切った。苦戦していたパットが復調気配。17年8月のブリヂストン招待以来、約2年ぶりのツアー優勝を狙う。スコット・ピアシー(40)=米国=が62で首位。アダム・ハドウィン(31)=カナダ=が松山と2位に並んだ。小平智(29)=Admiral=は70で71位。

 課題克服に手応えを感じる2位発進だった。「パットの状態が上がってきた」。松山が26パットで好位置につけた。

 スタートの10番パー4で第2打を1・5メートルにつけてバーディー発進。いい流れをつくると13番で3メートル、18番から2番は3~4メートルのバーディーチャンスを次々と決めた。詳細なデータをとる米男子ツアーでは「スコアへの貢献度」が数値で示される。今季の松山はグリーンを狙うショットで3位だが、パットは121位。3勝した2シーズン前もパットは167位だった。

 しかし、この日のパットは全体7位の数値。試行錯誤を繰り返す中、この2か月ほどはスタンスを狭め「いろいろと試しているが、すごくうまくいった」と手応えを明かす。最後の優勝は約2年前。「勝っていないのは悔しいが、そういうゴルフができていなかった。優勝に近づけるように頑張りたい」と自らに期待した。

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