S・ランクン、父と二人三脚で涙の日本初V「夢がかないました」


キャディーを務めた父・スラットさんと笑顔を見せるランクン

キャディーを務めた父・スラットさんと笑顔を見せるランクン

 ◆女子プロゴルフツアー ニッポンハムレディス最終日(14日、北海道・桂GC)

 67で回ったS・ランクン(19)=タイ=が15アンダーでツアー初優勝。

 涙の日本ツアー初優勝は、ツアー13人目の10代Vとなった。安定したショットを武器に「勝つことよりも、グリーンに乗せることを意識していた」。キャディーの父・スラット氏(52)との二人三脚で6番で2・5メートル、7番で30センチを沈めて単独首位に躍り出ると、そのまま逃げ切った。15歳でプロ転向して17、18年中国ツアー賞金女王で計6か国で16勝目。昨年の最終予選会32位で今季から日本ツアーに参戦。「夢がかないました。数年は日本でやりたい」と笑った。

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