松山英樹、コースレコードで2年ぶり首位「粘り強くボギーを打たないゴルフを」


 ◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ BMW選手権第2戦第2日(16日・米イリノイ州メダイナCC)

 首位と4打差の25位からスタートした松山英樹(27)=LEXUS=が9バーディー、ボギーなしでコースレコードを2打更新する63をマーク、通算12アンダーで首位に立った。1打差の2位にパトリック・キャントレー(27)とトニー・フィナウ(29)=ともに米国=が続く。タイガー・ウッズ(43)=米国=は連日の71で通算2アンダーの48位。今大会は予選落ちはなく、終了後の総合ポイント上位30人が最終戦のツアー選手権(22~25日)に進む。

 松山が次々とパットを沈めた。メジャーの全米プロ選手権や欧米ツアー対抗戦ライダーカップなどが開催された名門コースで63の新記録に「知らなかった」と驚きを隠さなかった。63は今季ツアー自己最高。「良いプレーをすればビッグスコアが出せると分かった」と満足そうに話した。

 出だしからグリーン上が大いにさえた。1番パー4で8メートル、4番パー4で3メートルのバーディーパットを沈めた。5番パー5でピン右9メートルに2オン成功、イーグル逃しのバーディーと伸ばした。6番パー4は2・5メートルのパーパットを決めて流れを切らさず、7、8番もスコアを縮めて前半31を叩き出した。

 後半も勢いは衰えず、12、13番で伸ばすと17番パー3では2メートル近く左に曲がるラインを読み切り、7メートルのバーディーパットをねじ込んだ。最終18番も9メートルを沈めてのバーディーで大歓声に笑顔で応えた。2日間ボギーなしは「ショットが曲がっても連続してのミスがなかった。そこは大きい」と胸を張った。好調のパットについては「前日のラウンド中に気づいたことを、うまくつなげられた」と話した。

 首位でラウンドを終えたのは、ツアー5勝目を挙げた17年8月のブリヂストン招待以来。日本のエースが久々に存在感を発揮した。

 現在、年間総合優勝を争う順位は33位。上位30人だけが進出できるプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権に出場するためには今大会単独15位以内が目安となる。6季連続の最終戦に大きく前進し、さらには17年のブリヂストン招待以来、2年ぶりのツアー通算6勝目も視野に入る。「そう簡単にはいかないと思うけど、粘り強くボギーを打たないゴルフをしたい」と充実の表情を見せた。

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