渋野日向子は痛恨の3パットボギーで1打差3位「最後台無しにした」と悔しがる


18番ボギーでホールアウト。がっくりと引き揚げる渋野日向子

18番ボギーでホールアウト。がっくりと引き揚げる渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72最終日(18日、長野・軽井沢72G北C=6705ヤード、パー72)

 AIG全英女子オープンで日本女子42年ぶり2人目のメジャー優勝を達成した、渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が1打差2位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの3位で終えた。首位に並んで迎えた最終18番で下りの約5メートルから、バーディーパットを2メートルもオーバー、返しのパーパットも外し3パットのボギーを喫した。

 通算14アンダーで穴井詩(31)=ゴルフ5=、イ・ミニョン(韓国)の2人が並んでプレーオフとなり、穴井が17年7月のセンチュリー21レディス以来の3勝目を飾った。

 渋野は「いいプレーができたが、最後に台無しにしてしまった。(バーディーパットは)当たった瞬間から入らないと思った。返しもかすりもせず、情けない。(スコアは)もう少し伸ばしたかった。めちゃくちゃ悔しい」と振り返った。ただ、全英から6日に帰国し、前週のmeijiカップでは疲労により体調を崩しながらも13位、今週は最後まで優勝争いを演じた。3日間合計2万1844人と今季女子の3日間大会では最も多い観客を沸かせ、「そう考えたらよく頑張ったかな」と笑みを浮かべた。

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