畑岡奈紗、ノーボギーで6差5位「気持ちいい」


 ◆米女子プロゴルフツアー カナダ太平洋 女子オープン第3日(24日、カナダ・マグナGC)

 11位から出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が6バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算12アンダーで首位と6打差の5位に浮上した。15位から出た横峯さくら(33)=エプソン=は69で22位、25位から出た上原彩子(35)=モスバーガー=は74と崩れ55位に後退。2位から出て65をマークした、米通算5勝の高真栄(24)=韓国=ら2人が18アンダーで首位に並んだ。

 畑岡に攻めのゴルフが戻ってきた。前半から6打差猛追を図り、バーディーラッシュ。6月末のアーカンソー選手権の最終ラウンド(R)以来となるボギーなしで終えて、「ボギーがないのは気持ちいい。上位と差があるので、ボギーは打てないなという気持ちでプレーした」と納得の表情を見せた。

 今大会前まで3大会連続で予選落ちを喫していた。ただ、予選Rは連日69と伸ばし、第2R終了後には「まだ完璧ではないが、(調子は)7割ぐらいは戻ってきた」と復調を明かした。3月の起亜クラシック以来となる、今季2勝目へ「(パットは)もう少し集中しないといけないですね」と気を引き締めた。

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