大手ゴルフ用品販売チェーンのゴルフパートナーが東京・千代田区の同社の本社で2日、国内男子ツアーの来季の新規大会「ゴルフパートナー PRO―AMトーナメント」開催発表会見を開いた。共催する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(77)と選手会長の石川遼(27)=カシオ=が出席。青木会長は「女子ばかり取り上げられているけど、男たちもできるんだと思ってやっている。ゴルフファンやプレーヤーが増えて、ゴルフ場がまたにぎやかになったら」と語った。
新規大会は20年東京五輪前の7月8~12日に茨城・取手国際GC東西Cで開催。72ホールのストロークプレーで、日本初となるプロとアマチュアがラウンドするプロアマ方式をとる。8、9日に予選ラウンド(R)が、10日の予備日を挟んで、11、12日に決勝Rが行われる。賞金総額は5000万円(優勝1000万円)でプロは120人、アマは300人が出場。大会主催者によると、現在のところテレビ放送の予定はなく、インターネットでの配信を検討しているという。
石川は選手を代表し「今から来年が楽しみ。僕自身はPGA(=米ツアー)でプロアマ形式の大会は経験しているけど、普段とは違う和気あいあいとした中にもプロの一打にはピリッとした雰囲気がある。選手としても出来る限りのことをやりたいし、プレーの方も頑張りたい」と意気込んだ。