ゴルフ用品販売のゴルフパートナーと日本ゴルフツアー機構(JGTO)は2日、国内男子ツアーの来季新規大会「ゴルフパートナー・プロアマ」を開催すると発表した。都内で行われた会見にはJGTOの青木功会長(77)と石川遼選手会長(27)=カシオ=が出席した。
大会は7月8~12日(10日は予備日)まで、茨城・取手国際GC東西Cで開催される。JGTOは五輪前最後の大会になるとしており、代表選手が出場すれば盛り上がりが予想される。
大会は、プロとアマが同組で回る日本初のプロアマ方式。これまで米ツアーではAT&Tペブルビーチナショナルプロアマなどが同方式で行われ、10年の同大会に出場した石川は「普段とは違う和気あいあいとした中にもピリッとした感じもある」と説明した。
女子は、渋野日向子(20)の人気で大盛況中。青木会長は「女子ばかり取り上げられるけど、男たちも出来るんだと思っている。ゴルフ・ファンやプレーヤーが増えて、ゴルフ場がまたにぎやかになったら」と見据えた。
◆ゴルフパートナー・プロアマ 4日間すべてプロとアマが同組でプレーする。プロは72ホールのストロークプレーで行い、予選ラウンド(R)は東西Cを、決勝Rは東Cを使用する。賞金総額は5000万円(優勝1000万円)で、出場は120人。アマは18ホールのストロークプレーで8、9日にダブルス戦(1日競技で、毎ホールのチームベストスコアを合計するベストボール方式で順位決定)、11、12日はスクラッチ戦(2日間競技で、2Rの合計スコアで順位決定)を行う。出場は300人。11月から20年5月にかけて全国20会場で予選会が行われる。