75の松山英樹は1アンダーの13位へ後退…1番で痛恨のクインテュープルボギー


1番、ティーショットを放つ松山英樹

1番、ティーショットを放つ松山英樹

 ◇男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日(22日、宮崎・フェニックスCC=7027ヤード、パー71)

 冷たい秋雨の中、第2ラウンドが終了した。首位と2打差の3位で出た松山英樹は4バーディー、3ボギー、1クインテュープルボギーの75で回り、通算1アンダーの13位へと後退した。

 出だしでまさかの大トラブルに見舞われた。ドライバーでの第1打が右林へ。アイアンでの第2打は松の木に当たって赤杭内へ。1罰打後の4打目も松に当たって赤杭内へ。再び1罰打となり、6打目でグリーン左手前のラフへ。7打目でようやくグリーンに乗せて2パットの「9」。通算5アンダーからイーブンパーへと一気に後退し、痛恨の「クインテュープルボギー」を喫した。

 「ティーショット以外は、最善を尽くしたつもりなんですけど、結果がああなってしまった。木の間と上を通そうとした。6打目も同じで、今日は運が悪かったということ。(パー4での9打は)あると思いますけど、いつかは覚えていないですね」とホールアウト後、松山は淡々と振り返った。

 前半は41と苦しんだが、後半は3バーディーを奪って1アンダーで回った。「良いところはなかったですけど、最後2つ取れたので明日につながるかな、と」とうなずいた。

 強い雨が終日降り続ける難しいコンディションに、全体的にスコアは伸び悩んだ。首位と4打差に「上が伸ばさなかったので、ラッキーだなと思いながら回っていました」と14年大会以来のホスト大会2勝目を見据えた。

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