渋野は一時単独首位も上がり連続ボギーで2打差3位 「台無し」と怒り


ラウンド後にサイン会を行い、ファンの子どもに渡されたソフトボールにサインする渋野日向子

ラウンド後にサイン会を行い、ファンの子どもに渡されたソフトボールにサインする渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯第3日(30日、宮崎CC=6535ヤード、パー72)

 賞金ランク3位の渋野日向子(21)=RSK山陽放送=は5バーディー、4ボギーの71で回り、通算6アンダーで3位のまま変わらず。69で回ったイ・ボミ(韓国)が7アンダーで首位に立ち、2017年CATレディース以来の優勝に王手をかけた。

 71のペ・ソンウ(韓国)が6アンダーで2位。71の古江彩佳(19)、首位から出て75とスコアを落としたテレサ・ルー(台湾)が4アンダーの4位で続いた。

 賞金ランク首位の鈴木愛(25)=セールスフォース=は4バーディー、2ボギーの70で1アンダー、12位。同2位の申ジエ(韓国)は71で回りイーブンパー、17位となった。

 渋野は16番の時点で単独首位に立っていたが、17、18番で連続ボギーをたたき、2打差の3位で最終日を迎えることになった。会見では「上がり2つがダメ。台無し。今日は50点。もったいなかった」と自分への怒りをにじませた。13番のボギーで流れが変わったとし「パー5でボギーを打つのは一番ダメ。気持ち的に悪い方にいった」と悔しがった。

 渋野が逆転女王となる条件は〈1〉優勝して鈴木が2位タイ以下〈2〉単独2位で鈴木が3人以上の9位タイ以下&申が3位以下のため、現時点では女王に届かない。

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