今平は69で2打差5位浮上も33パットと苦戦「最終的に自分が優勝することだけを考えたい」


18番、紅葉を横目にティーショットを放つ今平周吾(カメラ・相川 和寛)

18番、紅葉を横目にティーショットを放つ今平周吾(カメラ・相川 和寛)

 ◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(7日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 7位から出た賞金ランク首位の今平周吾(27)=フリー=は5バーディー、4ボギーの69で回り、通算4アンダー。首位と2打差の5位で最終日へ向かう。

 史上5人目の2年連続賞金王を狙う今平は1番で3メートルを決めるバーディー発進。“チャンスホール”の6番パー5で3パットのボギーも、7番でバーディーを奪った。10、12番でいずれも3パットのボギーと波に乗れなかったが、13、14番ではともに第2打を2メートル以内に運ぶ連続バーディーと巻き返した。17番パー5もバーディー。しかし、最終18番パー3はこの日4度目の3パットでのボギー。33パットとグリーン上で苦戦した。

 約1800万円差で追う同2位のショーン・ノリス(南アフリカ)は70で5アンダー3位と、優勝圏内にいる。ノリスが優勝すれば、逆転される状況の今平は「ノリスもいい位置にいますけど、最終的に自分が優勝すれば賞金王もついてくると思うので、自分が優勝することだけを考えたい。調子が良ければスコアは出ると思う」と、最終日に気持ちを向けた。

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