日立3ツアーズ選手権第1ステージ終了 4年ぶりの優勝を目指す女子がリードで最終第2ステージへ


1番、多くのギャラリーが見つめる中、ティーショットを放つ石川遼

1番、多くのギャラリーが見つめる中、ティーショットを放つ石川遼

 ◆プロゴルフ 日立3ツアーズ選手権(15日、千葉・グリッサンドGC)

 男子、シニア、女子の対抗戦は「ベストボール方式」の第1ステージが終了した。女子が3・5点で首位、男子が3点で2位、シニアが2・5点で3位となっている。

 第1組で女子(申ジエ、穴井詩)、シニア(マークセン、ウィラチャン)と通算5アンダーで引き分けた男子の石川遼(28)=カシオ=は「緊張もありますけど、すごい楽しいです。どっちかがバーディーを取っていけたらと思っていたが、(相方の)チャンが前半良いプレーをして助けてくれました」と笑った。

 第2組で5アンダーの3位と敗れた、シニアツアーを主管する日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(64)は「女子の気迫に負けましたね。我々は何とか2位狙いで頑張っていきたい」と第2ステージでの巻き返しを口にした。

 最終第3組は渋野日向子(21)=RSK山陽放送=、鈴木愛(25)=セールスフォース=の女子ペアとシニアの谷口徹(51)=フリー=、G・マイヤー(58)=米国=が6アンダーの首位。今平周吾(27)=フリー=、堀川未来夢(26)=Wave Energy=の男子ペアは4アンダーで敗れた。谷口は「ギャラリーが多すぎて慣れないけど、楽しかったです。“生日向子”と対面できて。やっぱり上手いなと思いましたね」と頬を緩めた。最終9番で、2メートルのバーディーパットを外した渋野は「最後外すところが情けないですね」と苦笑いだった。

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