木下稜介
◇アジアンツアー共同主管男子プロゴルフツアー ＳＭＢＣシンガポールオープン 第３日（１８日、シンガポール・セントーサＧＣセラポンＣ＝７３９７ヤード、パー７１）
日没順延となっていた、第２ラウンドの残りと第３ラウンドを行い、最終組が第３ラウンドの前半を折り返した。
強い日差しの晴天から一転し、大粒の雨が降りしきる中、１６年リオ五輪銅メダルのマット・クーチャー（米国）、１７歳の金柱亨（韓国）が通算１２アンダーで首位に並んでいる。
Ｒ・Ｔ・リー（カナダ）、Ｍ・タブエナ（フィリピン）が１打差の２位。リオ五輪金メダルのジャスティン・ローズ（英国）、大会連覇を狙うジャズ・ジェーンワタナノンド（タイ）が１０アンダーの５位で追う。
初優勝を目指す木下稜介が、日本人トップの８アンダーの７位となっている。日本ツアー１勝の大槻智春は７アンダーの９位で続く。日本ツアー通算２勝の飛ばし屋・星野陸也は６アンダーの１０位。１８年日本オープン王者の稲森佑貴、日本ツアー通算２１勝の池田勇太は５アンダーの１３位となっている。
堀川未来夢は４アンダーの１９位。１２年日本ツアー賞金王・藤田寛之、日本人の父とタイ人の母を持つコウスケ・ハマモト（タイ）、比嘉一貴は３アンダーの２２位。リオ五輪銀メダルのヘンリク・ステンソン（スウェーデン）はイーブンパーの３９位。石川遼選手会長は、２オーバーの６０位まで後退している。
ジェーンワタナノンド、クーチャー、ローズ、ステンソンの有資格者４人を除く上位４人に７月のメジャー、全英オープン（ロイヤル・セント・ジョージズＧＣ）出場権が与えられる。