SMBCシンガポールオープン 木下稜介、大槻智春が日本人トップの8位で全英切符を争う


最終ラウンドを回る木下稜介

最終ラウンドを回る木下稜介

 ◇アジアンツアー共同主管男子プロゴルフツアー SMBCシンガポールオープン 最終日(19日、シンガポール・セントーサGCセラポンC=7397ヤード、パー71)

 強烈な日差しと暑さの中、最終組が前半9ホールを折り返した。2016年リオ五輪銅メダルのマット・クーチャー(米国)、大会連覇を狙うジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が、通算15アンダーの首位に並んでいる。

 17歳の金柱亨(韓国)が1打差の3位。M・タブエナ(フィリピン)は12アンダーの4位で追う。リオ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(英国)、R・T・リー(カナダ)が11アンダー5位となっている。T・スミス(豪州)は9アンダーの7位で続く。

 初優勝を目指す木下稜介、日本ツアー1勝の大槻智春が8アンダーの8位で、日本人最上位につけている。今大会はジェーンワタナノンド、クーチャー、ローズ、ステンソンの有資格者4人を除き、12位以内に入った上位4人に7月のメジャー、全英オープン(ロイヤル・セント・ジョージズGC)出場権が与えられる。順位が並んだ場合は世界ランクの順で決まる。

 日本ツアー1勝の堀川未来夢、日本人の父とタイ人の母を持つコウスケ・ハマモト(タイ)、日本ツアー通算21勝の池田勇太は6アンダーの15位。18年日本オープン王者の稲森佑貴は5アンダーの20位。日本ツアー1勝の出水田大二郎は4アンダーの21位となっている。

 リオ五輪銀メダルのヘンリク・ステンソン(スウェーデン)は3オーバーの24位。石川遼選手会長は2アンダーの26位。12年日本ツアー賞金王・藤田寛之はイーブンパーの35位となっている。

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