畑岡奈紗、ショットパット安定し2打差3位浮上「迷いなくいけている」


 ◆米女子プロゴルフツアー第2戦 ゲインブリッジLPGA第2日(24日、米フロリダ州ボカ・リオGC)

 27位から第2ラウンドに臨んだ畑岡奈紗(21)=フリー=は8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算8アンダーで首位と2打差3位へ浮上した。米ツアーデビュー戦の河本結(21)=リコー=は73で2位から3アンダーの19位へ後退。横峯さくら(34)=エプソン=は1アンダーの34位。上原彩子(36)=モスバーガー=は3オーバーで予選落ち。62と伸ばしたマデレーネ・サグストロム(スウェーデン)が10アンダーの単独首位。

 畑岡らしさが戻った。正確なショットでチャンスを生み、パットを次々とカップへ。ボギーなしでスコアを8つ伸ばし「昨日に比べてショットも安定していて、いいパットもたくさんあった」と笑った。9番からは4連続バーディーと加速。ピンそばにつけたのは10番だけも、4~5メートルの距離を残しても「迷いなくいけている」と力強かった。

 前週の開幕戦は7ホールに及んだプレーオフが月曜までずれ込んだ。左に池のあるホールで戦い続けた結果、「絶対に左に行かせたくないという気持ちを持っているうちに、だんだんアドレスが変わっちゃった」と気づいたという。前日は安定感を欠いたショットを一夜で修正。今週も優勝争いに加わってきた。

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