日本プロゴルフ協会がファンケルシニアの開催中止を発表


昨年大会優勝のマークセン

昨年大会優勝のマークセン

 日本プロゴルフ協会(PGA)と大会主催者の株式会社ファンケルは11日、新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、第20回ファンケルシニア(8月21~23日、静岡・裾野CC)の開催中止を発表した。

 全国に発令された緊急事態宣言が解除され、経済活動も段階的に再開している状況ではあるが、ギャラリーや選手、ボランティアなど多くの人が開催地域に移動することにより、感染リスクが高まる可能性があることなどから、安全確保を最優先に中止を決定したという。例年、国内シニアツアー屈指の観客動員数を誇る大会としても知られている。「来年は大会を開催できるよう、十分な時間をかけて準備を進めてまいります」と主催者はつづっている。

 昨年大会はプラヤド・マークセン(タイ)が田村尚之、石鍾律(韓国)の3人でのプレーオフを制し、大会2連覇を飾っていた。

 今年の国内シニアツアーは3月以降、4試合が開催中止&2試合が開催延期となった。現時点では最速で、マルハンカップ太平洋クラブシニア(8月29、30日、静岡・太平洋C御殿場C)での開幕予定となっている。

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