国際大会のパナソニックオープンが開催中止を発表 国内男子ツアーは16大会が中止に


昨年優勝の武藤俊憲

昨年優勝の武藤俊憲

 国内男子プロゴルフツアーを主管する日本ゴルフツアー機構と主催者は31日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、パナソニックオープン(9月24~27日、京都・城陽CC)の開催中止を発表した。

 アジアンツアーとの共同主管大会で開催される国際大会でもあり、感染防止に取り組む現状を重く受け止めたという。昨年大会覇者の武藤俊憲(42)=フリー=が日本ゴルフツアー機構を通じてコメントした。以下全文。

 「アジアンツアーの精鋭も多数出場する、国際色豊かな『パナソニックオープン』で、今年は連覇をかけてプレーできることを楽しみにしていましたので、開催の中止はとても残念です。

 4月に最初の中止(東建ホームメイトカップ)が決まった時は、まさか新型コロナウイルスの影響が、夏以降も続くとは想像もしていませんでした。

 現状、皆さんと同様に僕たちプロゴルファーにとっても非常に不安ですが、昨年大会で20代の今平選手や石川選手、ジャズ選手に競り勝つことができたように、諦めずに一生懸命頑張っていれば、きっとまたファンのみなさんと、喜びを分かち合える日が来ると信じ、日々精進しながら終息の時を待ちたいと思います。

 ツアー会場で再びお会いできる日まで、どうかみなさんもお元気でお過ごしください」

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