V3期待の笹生優花は1アンダー発進 今季3つ目のイーグルで反撃


1番でティーショットを放つ笹生優花(代表撮影)

1番でティーショットを放つ笹生優花(代表撮影)

 ◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第1日(4日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6571ヤード、パー72)

 雷雲接近のため午前11時12分に競技中断、午後1時28分に再開された。ツアー史上3人目の開催3試合連続優勝の期待がかかる笹生優花(19)=ICTSI=は前半9ホールを1バーディー、2ボギーの1オーバーと出遅れたが、後半スタートの10番パー5(471ヤード)で、今季4戦目で早くも3つ目のイーグルを奪い、挽回。1イーグル、1バーディー、2ボギーの1アンダーとして、ホールアウト時点で首位と6打差の39位とした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れた今季、新人の笹生は開幕戦のアース・モンダミンカップ(6月)で5位になると、その後のNEC軽井沢72(8月)、先週のニトリレディスで見事に連続優勝。獲得賞金は5904万円で賞金女王争いでスタートダッシュを決めた笹生はイーグル数ランクでも2位タイに2差をつけて“独走”。圧倒的な攻撃力を持つ“イーグル女王”は、2007年の全美貞(韓国)、2019年鈴木愛に続いてツアー史上3人目の開催3試合連続優勝を目指す。

 葭葉ルミ(27)=富士住建=が7バーディー、ボギーなしの7アンダーで回り、首位に立った。

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