畑岡奈紗が通算9アンダーと伸ばし、トップタイで後半へ 渋野日向子は3アンダー


畑岡奈紗

畑岡奈紗

 ◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック第2日(2日、米ニュージャージー州ストックトン・シービューGC=パー71、6190ヤード)

 気温13度と冷え込む中、第2ラウンドが始まった。首位と1打差の3位で出た、世界ランク8位の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=が前半9ホールを終えてスコアを2つ伸ばし、通算9アンダーで首位スタートの李美香(27)=韓国=とトップに並んでいる。5打差の22位で出た渋野日向子(21)=サントリー=は7ホールを終えて、3アンダーのままとしている。

 畑岡は1番で約4メートルのバーディーパットを沈め、首位を捉えたが、直後の2番でボギーをたたき、1打差の3位に後退。だが、4番でフェアウェーからの第2打をピン右手前約1メートルに寄せてバーディーを奪い、再び首位に並んだ。続く5番では約3メートルのパットを沈めて連続で伸ばし、一時単独トップに。その後はパーを並べて「35」で折り返した。

 今季は出場全試合で予選を通過しており、コロナ禍で中断前の1月の今季開幕戦、ダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズ、第2戦のゲインブリッジLPGAと2戦連続で2位。9月のメジャー、ANAインスピレーションでは7位に入っている。元世界ランク1位の宮里藍さんが2010年に制した今大会で、畑岡は昨年3月の起亜クラシック以来となるツアー通算4勝目を目指していく。

 一方、渋野は出だしの1番パー4でいきなり見せた。フェアウェーからの第2打はピンそば約50センチに寄せるスーパーショットで楽々バーディー発進を決めた。5番パー4でもフェアウェーからの第2打をピン奥約3メートルに着弾させ、そこからバックスピンで1メートルに寄せてバーディー奪取。その後は6番、7番連続ボギーでスコアを落とした。

最新のカテゴリー記事