◆米女子プロゴルフツアー ▽メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第2日(9日、米ペンシルベニア州アロニミンクGC=6577ヤード、パー70)
日没順延となった第1ラウンドの残りに引き続き、第2ラウンドが行われ、初出場で昨年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は10番から出て前半9ホールを1バーディー、4ボギーの38とし、首位と5打差の通算3オーバーで折り返した。
前日の強い風は収まり、穏やかな晴れ間の中、ピンが難しい位置に切られ、全体的にスコアは伸び悩んでいる。初日絶好調で首位と3差の通算イーブンパーの13位から出た渋野のティーショットが不安定で、出だしの10番パー4は左ラフに曲げてボギー発進。13番パー4と15番パー4は第1打を右ラフに曲げてのボギー。16番パー5はグリーン右奥からの3打目のアプローチをミスしてボギー。それでも、18番パー4では、グリーン手前花道からの3打目を転がしてチップインバーディーを奪い、後半の逆襲への期待を抱かせた。